
「大学生は講義が少なくて楽」「理系大学生は大変」など、様々な意見がありますが、実際はどうなのか?
国立理系大学生の私が、リアルな時間割と普段の遊びやバイトの余裕についてまとめます。
リアルな時間割事情
さっそく、実際の私の一年生での時間割を紹介します。
「数学」には解析学や線形代数学、「工学」には機械力学や熱力学、材料力学などが含まれますが、大学特定回避のため、具体的な科目名は伏せ、順番をやや入れ替えています。

1コマ90分、合計17コマです。3限終わりは大体15時、4限終わりは16時30分、5限終わりは18時くらいになります。
午前で講義が終わる日が1日、それと午後がオンライン授業のため午前で帰れる日が1日ありました。
(当時新型コロナウイルスの感染対策としてオンライン講義が多かったため。)
また、このときには「実験科目」を履修していなかったため、3コマ連続で実験、というようなことはありませんでした。
全大学の平均コマ数は週12~15コマあたりといわれているので、それと比較すると少し多めです。一方で、20コマ程度あるという人もいました。
ちなみに、教職をとろうとするとこれにプラスして5コマほど増えます。理系で教職を取る人はなかなか大変そうです。
どのくらい遊べる?リアルな自由時間事情
それでは実際、遊んだりバイトする時間はあるのでしょうか?ここからは私の周りの人の情報も合わせてみてみます。
土日は自由
私の大学の場合、土日に講義は入っていなかったので、土日は自由に遊んだりバイトを入れたりすることが可能です。休日はダラダラ過ごしていたら終わっていましたが。
土日に関していえば自由な時間があります。バイトや趣味、遊び、なんでも有意義に過ごしましょう。私のように睡眠15時間昼夜逆転現象にご注意を。
平日は夕方から
平日の夕方にもバイトは入れられるので、結構自由度は高いと思います。
特に、2限や3限目で終わる日の午後にバイトを長く入れる人が多い印象です。
講義によっては課題が重く、その前日は帰ってからも勉強、という科目もあるので注意。
大学生の自由時間の本番は長期休暇

大学生は夏休みや春休みがとても長いという特徴があります。バイトでお金を稼ぐのも、免許や資格に励むのも、趣味に没頭するのも、長期休暇をどのように過ごすかがとても重要です。
おまけ:実験科目の時間事情
「実験があると夜遅くまで残ってしなければならない」などという話は聞いたことがあるでしょうか。実験科目のリアルについて、余談ですが触れてみます。
良くも悪くも自分次第
まず、安心できる一言を。実験科目は案外大変ではありません。
実験は通常、2~3コマ連続して履修します。そして、そのコマの中で実験が終わった人から帰ることができるというパターンが多いです。そのため、かかる時間は良くも悪くも自分次第といえるでしょう。
実際、私はテキパキと終わらせてクラスで1番くらいに早く終わらせるタイプでしたので、実際の時間割よりも2時間近く早く帰ることもありました。
一方で時間がかかる人はかなり遅くなりますが、とはいえ授業時間外にまで延びることはほとんどありません。むしろ、書かれてある時間よりも早く終わることができるという感覚です。
実験科目のポイントはすぐに教授に質問することです。わからないことがあったときに自分で考えることも大事ですが、聞いて教えてもらうことが一番手っ取り早いです。
実験中よりも、そのあとの実験レポートのほうが何倍もしんどいです。
まとめ
理系大学生の講義は週16~20コマ程度が相場です。他の大学生と比べて多少多いかもしれませんが、時間をうまく使えば十分自由な時間は取れると思います。計画的に過ごしましょう!