いつものようにwordで作業をしていたところ、数式のショートカットキーが突然使えなくなりました!
今回は、この症状の原因と対処法をまとめました。
数式のショートカットキー「Alt」+「Shift」+「=」
数式のショートカットキーは、Windowsの場合、デフォルトでは「Alt」+「Shift」+「=」となっています。この3つのキーを同時に押すことで、数式を素早く挿入することができます。
なお、macの場合は「control」+「shift」+「=」で挿入できます。
急にショートカットが効かなくなった原因
数式のショートカットキーが使えなくなったり、キーを押しても短いハイフン「-」になってしまうという現象は、2024年から多くのユーザーが困っているようです。
当然、PCやキーボード自体の不調の可能性もありますが、多くの場合、「数式を挿入する」のコマンドに対するショートカットキーの割り当てが「なし」になってしまっていることが原因のようです。
したがって、ショートカットキーの割り当てをもう一度設定し直すことで、この問題を解決できます。
それでは、具体的な解決方法を解説します。
数式のショートカットキーが使えないときの対処法
数式のショートカットキーが使えないときの対処法として、YAHOO!知恵袋にて解決方法がありました。私もこれを見て解決できました。この方法を画像付きで丁寧に解説します。
この症状が起こった原因は、「数式を挿入する」のコマンドに対するショートカットキーの割り当てが「なし」になってしまっていることでした。したがって、ショートカットキーを割り当て直します。
その1.オプションを開く
まず、wordを開き、左下にある「オプション」を押し、設定画面を開きます。
その2.ショートカットキーの設定を開く
「Wordのオプション」を開いたら、画面左「リボンのユーザー設定」を選択し、画面下にある「ショートカットキー:ユーザー設定(T)…」を押してください。
その3.「EquationToggle」を選択
キーボードのユーザー設定を開いたら、「分類」から「すべてのコマンド」、「コマンド」から「EquationToggle」を選択します。
「すべてのコマンド」は一番下から6番目にあります。また、コマンドはアルファベット順に並んでいるので「EquationToggle」を正しく探して選択してください。
この「EquationToggle」が、「数式を挿入する」ショートカットキーにあたります。
その4.キーを割り当てる
「割り当てるキーを押してください(N)」の挿入窓を選択した状態で、数式のショートカットキーである「Shift」+「Alt」+「=」を押してください。ここに「Alt+=」と表示されれば成功です。
もし、数式のショートカットキーを他のキーに割り当てたい場合、そのキーを押すことでも自由に設定できます。ただし、「現在の割り当て」としてほかの動作が表示されている場合、その動作を上書きして割り当てることになるので注意してください。
その5.割り当て
そのまま、設定画面左下の「割り当て(A)」を押せば、ショートカットキーの割り当てが終わりました。これで、正しくショートカットキーを押すことで数式の挿入ができるようになります。
まとめ
数式のショートカットキーが使えず、ハイフンになってしまうという症状は、多くのユーザーが報告している問題であり、なぜかショートカットキーが無効化されてしまっていることに原因があることがほとんどです。したがって、今回紹介した手順に従ってもう一度ショートカットキーを設定し直すことで、症状を直すことができました。