Wordの式番号をスペースキーやTabキーで調整して付けている人、いませんか?
今回はWordの数式に通し番号を簡単につける方法を紹介します。
はじめに
Wordで実験レポートや論文などを作成するとき、多くの場面で式を挿入する必要があると思います。そんなときにかっこよく式番号を揃えて書くことにより、より見やすいスマートな文書が作成できます。
また、レポートの常識として、基本的に数式には番号を振る必要があります。レポートを書く際には必ず番号を振るようにしましょう。
実は簡単な小技
式に通し番号を付けることは、実はとても簡単にできます。手順を説明していきます。
1.数式の打ち込み
まずはいつも通り、「挿入」「数式」タブから、必要な数式を打ち込んでください。
余談ですが、数式は、Windowsなら「Alt」+「Shift」+「=」、Macの場合は「Control」+「Shift」+「=」を押すことでも開くことができます。数式をよく打つ人はぜひこのショートカットキーを覚えておきましょう。
2.式番号の打ち込み
次に、以下のように数式の直後に「#(数字)」を打ちます。
このとき、「#」の記号は必ず半角で入力するようにしてください。
場合によっては「#a」のように、数字以外を使うこともできます。
また、この数字は後からでももちろん変更可能です。
3.Enterキー
この状態でEnterキーを押すと、このように数式は中央揃え、式番号は右揃えで表示されました。
このたった3ステップで式番号を揃えることができます。特に理系大学生の方は頻繁に数式を打つことになるので、ぜひ覚えておきましょう。
うまくいかない場合
上手くいかない場合、正しく式番号が振られない場合は、以下の要因が挙げられます。試してみてください。
「#」が全角になっている
「#」が全角になっていた場合、式番号が上手く右揃えになりません。
キーボード左上あたりにある「半角/全角」キーを押して、再度半角で入力してみてください。
式番号の打つ場所が違う
式番号を打つのは数式の直後です。式番号が例えばルートの中に入っていたり分子に乗っていたりすると上手くいきません。また、数式の枠外に打っていた場合も上手くいきません。数式枠内の一番最後の位置が正解の位置です。
方向キーの左右の矢印を動かして、位置を確かめてみてください。
まとめ
今回はWordで式番号を揃えて打つ方法を紹介しました。
かなり簡単ですが、知っていないとできないテクニックですね。
スペースキーなどで調整している友達がいれば、是非教えてあげてください!