
レポート課題が出たけど参考文献って何をどう書けばいいんだろう?という学生に向けて、今回は参考文献について詳しくまとめていきます!
そもそも参考文献とは?何を選べばいい?
参考文献は、その名の通りレポートや論文を書くときに参考にした文献(本やサイト)のことです。
サイトなどから文章をそのまま引用した時はもちろん、アイデアや情報などを使った場合は「参考文献」としてレポートの一番最後にまとめることが常識となっています。

参考文献を正しく記載することで、あなたのレポートや論文に説得力を持たせる効果もあります。
正しい参考文献の書き方を知って、より素晴らしいレポートを書きましょう!
参考文献の選び方

参考文献は本来、自分のレポートに説得力を持たせるためにあります。そのため、どんなサイトを参考文献に書いてもいいというわけではありません。
参考文献には信頼できるサイト、例えば政府や公共団体が出しているサイト、もしくは信頼できる論文や企業を選ぶことが大切です。
学生のレポート課題程度なら、〇〇株式会社、のような企業のサイトで十分OKです。
個人ブログなどは信憑性に欠けるため、絶対に参考文献に書かないようにしましょう。
特にありがちなミスで上げられるのがWikipediaを参考文献に書くことです。
Wikipediaは有名なまとめサイトであるため、一見信頼できるサイトとして参考文献にふさわしい気がしますが、誰でも編集できるサイトのため実は参考文献として適していません。
レポートにかかわらず、何か調べ事をするときには情報源がどこなのかを把握しておく癖をつけておくとよいです。現代のインターネットには莫大な情報が存在し、その中から適切な情報を得る技術はとても大切です。
参考文献の書き方とテンプレート

それでは実際に参考文献の書き方を見ていきましょう。参考文献の書き方は絶対にこれだと決まっているわけではありません。ですが、とりあえず以下のテンプレートを真似しておけば間違いありません。
インターネット上のサイトの場合
[著者名].[“ページ名”].[サイト名].[更新日].[URL].[閲覧日]
例
「〇〇議会.”〇〇について”.〇〇省.2019-3-2.<https://www.example.go.jp>.2023-9-10閲覧」
特に、会社名がそのままサイト名となっている場合などはサイト名を省略しても大丈夫です。
「〇〇株式会社.”〇〇のしくみ”.2020.<https://example.com>.2022-9-2閲覧」
ちなみに、WEBサイトのリンクをそのままWordなどにコピーすると「リンク」として下線付き水色文字になりますが、他の文章に合わせて色を黒に戻し下線を消しておいたほうが整って見えます。
書籍や論文の場合
[著者名].[“章タイトル”][“図書名”].[出版社名].[発行日].[参考ページ]
例
「〇〇太郎.”〇〇の傾向”.〇〇基礎工学.〇〇社.2018.p.45-70」
その本全てを参考にした場合は章タイトルを省略できます。
引用箇所
文章をそのまま引用した場合、引用箇所に上付き文字で通し番号を打つことが推奨されています。この通し番号を付けることによって、どの部分を引用しているかが一目でわかるようになります。
例
本文
〇〇氏は〇〇について「~~である」と述べている。(1)
———-
参考文献
(1)〇〇太郎.”〇〇の傾向”.〇〇基礎工学.〇〇社.2018.p.45-70
余談ですが、引用はあまり多くしすぎないようにしましょう。あくまでも自分の文章・レポートであるため、引用は多くても2割程度に抑える必要があります。
まとめ
今回はレポート課題や論文で必須の項目、参考文献について解説しました!
色々なことを書く必要があって大変なようにも思われますが、案外慣れてしまえば簡単です。
今回紹介した例はあくまでも例であり、講義や教授によって形式が決められている場合はそちらに従いましょう!