レポート・論文の表の書き方と注意点

大学生活
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レポート課題などで度々使う表。今回はその表の挿入や書き方、注意点をまとめます。
図やグラフに関してはこちらをご覧ください。
レポート・論文の図やグラフの書き方と注意点

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正しい例

詳しい注意点を挙げる前に、まずは正しい表の例を示しておきます。

正しい表の例

一見とてもシンプルに見えますが、正しい規則に則って構成されています。具体的にどのような点に注意して表を作成すべきかを見ていきましょう。

表の規則

それではさっそく規則についてみていきましょう。以下に表の規則を並べます。

表のキャプション(タイトル)の位置は上

表にはキャプション(タイトル)を付ける必要があります。実はこのキャプションの位置が重要です。

表のキャプションは表の上部に配置することに決まっています下に配置してはいけません。

また、表のキャプションを付けるときにはタイトルと同時に通し番号を振っておきましょう。

単位を記載

表の1行目には項目+単位を記載しましょう。各データ全てに単位をつけることもありますが、まとめて一行目に書くことで表全体が整って見えます。

有効数字の考慮

表に示すデータの小数点以下の桁数など、適切な有効数字・桁数を心掛けましょう。また、桁が大きすぎるときや小さすぎるときは単位と合わせて[×106kg]のように書くとまとまります。

この有効数字を適切に設定することにより、実験の内容が深まるだけでなく、表としての全体の見やすさも向上します。

文章内での引用

表を挿入する場合、その表についての説明を必ず文章内で明記しましょう表番号をつけておくことで文章で引用しやすくなります。

例「ばね定数と球の速度との関係は表2に示すような結果となった。」

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よくある間違い

次に、レポート課題の減点や論文の不備につながるよくある間違いをまとめます。表を作成するときは以下の点に気を付けましょう。

表のキャプションの位置

表のキャプションは表の上部に記載します。これが一番簡単な減点ポイントになります。余談ですが、図は表と異なりキャプションを図の下に記載します。ややこしいですがしっかり区別しておきましょう。

このキャプションに記載するタイトルは一目でわかるものにしましょう。長すぎるタイトルもNGです。

表がページを跨いでいる

表を挿入するときは、必ずレポート用紙に収まるようにし、2ページにわたって表が続かないようにします。次のページに入ってしまう場合はそこでそのページを終わり、表ごと次のページに挿入しましょう。

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まとめ

レポートや論文での表の示し方や注意点、規則などをまとめました。特に大学生はレポートを書く機会がとても多いので、マスターしておきましょう。

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