
今回は、Microsoft Office Specialist、通称MOSの受験方法について詳しく解説します。
MOSの内容についてのまとめはこちらの記事をお読みください!
MOS資格の勉強方法・試験内容・合格点数をまとめてみた
MOSの2つの受験方法と申し込みの流れ
MOSの資格を取得するには試験を合格する必要があります。
MOSの試験の形式は2種類あります。毎月1~2回実施されている全国一斉受験と、最寄りの試験会場で受験できる随時試験です。どちらを選んでも、受験内容や合格証は同じです。
それぞれの特徴と申し込み手順を紹介します。
全国一斉試験
毎月1~2回行われており、インターネットで申し込むことができることが特徴です。ただし、会場は約30箇所程度のみであるので、近くに会場がない人は随時試験のほうがおすすめです。
申し込みの流れ
1.まずはこちらから、試験日と実施地域を確認します。
2.次に、こちらから受験者IDを登録します。この登録方法は後ほど詳しく解説します。
3.受験料の支払い方法を確認してください。VISAカード、Masterカード、AMEXカード、ダイナースカード、JCBカードの5種類のカードで一括払いのみの取り扱いとなります。
4.受験者IDの取得と支払方法を確認できたら、次にこちらから試験の申し込みを行います。試験の内容、個人情報、支払い方法など、流れに従って登録してください。この申し込みが完了すると、払い戻しはできません。
5.試験日の10日前までに受験票がメールで送られます。メールを確認し、内容を再度確かめてください。
6.当日、受験票記載の試験会場へ受付時間までに来場します。
随時試験
随時試験は全国1700の試験会場にて毎日実施されています。申し込み内容は会場により多少異なりますが、試験会場が多いことや好きなときに受験できることが魅力です。
申し込みの流れ
1.まずはこちらから、近くの試験会場を選択してください。すると、その会場の住所や電話番号、申し込み方法や支払い方法が書かれています。会場ごとに申し込み方法が異なるので、確認して申し込んでください。
2.次に、こちらから受験者IDを登録します。この登録方法は後ほど詳しく解説します。
3.申し込んだ日時に会場へ行き、受験します。
4.受験直後に試験結果が渡されます。
受験者IDの登録方法
申し込みにあたり、一番ややこしいのがこの受験者IDの登録方法だと思います。
まずはこちらから受験者IDの登録ページを開きます。
このリンク先の「受験者IDの登録方法」の動画に従って登録してください。
おそらく、この動画が一番丁寧で分かりやすいと思います。必要事項を正しく記入し、受験者IDを取得します。
受験者IDは合格した後にも使用しますので、受験者IDとパスワードは必ず覚えておいてください。
受験当日の持ち物
受験当日は受験者IDとパスワード、受験票、写真付きの身分証明書、学割を適応される方は学生証を持参してください。
試験会場によっては受験票の発行がない場合があります。詳しくは各会場にお問い合わせください。また、全国一斉試験で申し込んだ場合は受験票が試験日の10日前までにメールで届きます。
また、写真付き身分証明書としては運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード、個人番号カード、社員証、学生証が挙げられます。かならず原本の提示が必要です。
当日の諸注意
試験時の持ち込み禁止物
試験は基本的にパソコンのみで完結されます。以下に示すものは試験時に持ち込みができません。
- スマートフォンやウェアラブル端末など通信ができるもの
- メモ用紙、筆記用具、カメラやUSBメモリなど内容を記録できるもの
- 時計やスマートウォッチ
- 問題集や参考書
- 飲食物
試験中のトラブル
試験中に何らかの理由で支障をきたした場合はすぐに試験官に知らせるようにしましょう。
実際、私は試験中にパソコンがフリーズしてしまい、試験官に伝えて対応してもらいました。想定外の事が起こると焦ってしまいがちですが、マシントラブルがおきても受験者に不利はないので落ち着いて報告することが大切です。
まとめ
MOS試験の登録から受験の流れをまとめました。今後仕様が変更される可能性もあるので、必ず公式サイトの確認もお忘れなく。
みなさんが合格できるよう祈っています。