
今回は、何か簡単に資格をとっておきたいと考えている大学生におすすめしたい資格、「Microsoft Office Specialist」通称「MOS」について解説します!
MOSって何?
MOSとは、マイクロソフト社が運営している国際資格です。
Word、Excel、POwerPoint、Access、Outlookといったマイクロソフト社のソフトを上手く使いこなせるという資格になります。
MOS資格を取得していれば、パソコンの基礎が身についている証明になります。今の時代、ほとんどの仕事でパソコンを使用するため、この資格を取っておくだけで就職時にもアピールができます。
比較的容易に取れる資格のため、コスパもよくおすすめの資格です。
MOSは1種類から受験可能です。「MOS Excel」「MOS Word」といった、大学生にも身近な資格がおすすめです。大学内でもExcelやWord、PowerPointは多用していると思うので、資格を取りつつ普段の課題にも役に立つ、一石二鳥の資格です。
MOSの難易度と勉強時間
それでは、実際にMOS試験を受けるにあたり難易度と勉強に必要な時間についてまとめていきます。
MOSには一般レベルと上級レベル(エキスパート)の二種類あります。一般レベルはソフトの基礎が扱えるレベル、エキスパートはある程度の業務ならこなすことができるレベルです。
上級レベルといっても、十分に独学で取得可能です。
私はExcelの上級レベルを大学1年生で独学で取得しました。Excelの基礎は知っているかな、程度のレベルでしたが、大学での講義の隙間時間など1日平均1時間程度で2ヶ月あれば合格できました。
資格の中でもコスパの良い資格であると思うので、何か取りたいと考えている方におすすめです。
もちろん、上級レベルのほうが一般レベルよりも高度なスキルが必要となりますが、おそらく一般レベルの受験者はPC初心者が多いと思うので、そういった意味で勉強時間の差はレベルが変わってもなさそうです。
参考程度に、私がいくつかの文献で調査した結果、必要時間はおおよそ40~60時間が目安のようです。ただし、個人の元々の知識量によってこの時間は大きく変化します。
MOSの種類
MOS杯かのように、レベルとバージョンによって細かく種類が分かれています。

バージョンに関しては、新しい方がいいといったようなことは無く、普段使っているソフトのバージョンを受験するとよいです。
非常に多くの種類に分かれているので、対策テキストを買うときや試験を申し込むときは慎重に「種類」「レベル」「バージョン」を照らし合わせましょう。
各ソフトのバージョンが不明な人は、ソフトの「オプション」内「アカウント」から製品情報を確認できます。バージョンが違うソフトでは若干使い方やレイアウトが異なるので、必ず勉強するバージョンと受験するバージョンは揃えるようにしましょう。
試験の価格
受験料は、一般レベルが10,780円(税込)、上級レベル(エキスパート)が12,980円(税込)です。(2023年現在)
しかしなんと、学生なら学割で2000円割引があります!
ぜひとも大学生のうちに取得しておきたい資格ですね。
MOS資格には有効期限がないので、一度取得してしまえば更新や再取得の必要はありません。
試験勉強の方法
試験勉強には、対策テキストを購入することをおすすめします。逆に言えば、対策テキストを攻略するだけで十分です。
とくにおすすめしたいのがこのよくわかるマスターシリーズ。

これ一冊で出題範囲を網羅、さらに実際の試験と同じスタイルの模擬試験もついているため、十分な勉強が可能です。
私が資格を勉強するときもこの対策テキストを使用しましたが、要点が分かりやすく、本番に近い形式の実践問題も多いのでとても役に立ちました。
ネットでも買えるほか、多くの本屋にも置いてあります。緑色が目印です。
受験の仕方
MOSの受験には、日付が決まっている「全国一斉受験」と毎日実施している「随時試験」の二種類あります。
私がおすすめするのは「随時試験」。全国に1700の試験会場(パソコン教室など)があり、好きな日時に予約できます。
受験をするときの注意点や詳細はこちらの記事をご覧ください!
MOSの試験の申し込み方法と当日の持ち物を解説
まとめ
本日は大学生におすすめのパソコン資格「Microsoft Office Specialist」について解説しました。少し勉強すれば簡単に誰でも合格できると思うので、ぜひ受験してみてください!