
麻雀を打っているとき、「トマト」「キツツキ」「新聞紙」などの言葉を聞いたことがありますか?
今回はこの麻雀用語の意味を解説します!
麻雀用語「トマト」とは

「トマト」とは、「4萬・西・4萬」「東・中・東」のように、1つの牌を同じ牌で挟んだ捨て牌のことを言います。

この由来は、「トマト」が上から読んでも下から読んでも「トマト」になる、回文であることからきています。
トマトと同様に、こういった左右対称で逆から見ても同じ捨て牌になるときに「トマト」と呼ばれることがあります。
この用語は麻雀における言葉遊びの一種であり、捨て牌がトマトだからといって役になったり加点されたりすることはありません。
麻雀用語「新聞紙」とは

続いて、麻雀における「新聞紙」の意味を解説します。
察しのいい方はすでに想像できると思いますが、「新聞紙」も「トマト」とおおよそ同じ意味です。
例えば「東・2萬・8筒・2萬・東」のように、5つの捨て牌の並びが対称形になっているとき、「新聞紙」といいます。

この言葉の由来もトマトと同様で、「しんぶんし」が上から読んでも下から読んでも「しんぶんし」となる回文であるところから来ています。
5つの捨て牌が対称形で逆から見ても同じとき、言葉遊びとして「新聞紙」と呼ばれます。
他にもある同じ由来の麻雀用語
トマトや新聞紙のように、文字数に合わせた回文が、捨て牌の対称形の数に応じて麻雀用語になっています。その一例を紹介します。
キツツキ

4つの捨て牌が対称形になっているとき、4文字の回文をとって「キツツキ」と呼ぶことがあります。
竹藪焼けた

7つの捨て牌が対称形になっているとき、7文字の回文から「たけやぶやけた」と呼ばれることがあります。
通常、捨て牌は6つごとに段を分けますが、「竹藪焼けた」のときはその対称形の綺麗さから、仲間内で打つときには特別に7牌まで横に並べることもあるようです。
まとめ
今回は麻雀用語「トマト」「新聞紙」について解説しました。麻雀には、このような言葉遊びの用語もたくさんあります。麻雀の内容や上手さには全く影響はありませんが、こうしたワードを知っておくと楽しいですね!