
「大学の試験は過去問ゲー」という言葉を聞いたことはありますか?この言葉には正しい面と正しくない面があります。
今回は大学の単位を落とさないよう、過去問を入手する方法と上手く利用する方法をまとめます。
試験は過去問ゲーって本当?

大学の試験が過去問ゲーであるというのは本当なのでしょうか?
まず私の経験則を述べると、「同じ教授の過去問であればある程度信頼ができる」といえると思います。
当たり前ですが、違う教授の過去問と同じ形式の問題が出る可能性は低いです。逆に言えば、同じ教授の試験なら過去問と同じ形式の試験である場合が多くあります。
過去問を入手したときは、まず担当教授の名前の確認をすると良いでしょう。
しかし、他教授の過去問だからといって全く使えないわけではありません。試験勉強として解いて損はありません。
また、もう一つ重要なことを述べておきます。過去問はあくまでも傾向を把握するためにあります。傾向がわかっても内容が理解できていないと、当然ながら点数は取れません。私もよく過去問だけで満足してしまいますが
なんにせよ、過去問を入手したほうが有利なことは明らかですね。
過去問を手に入れただけで慢心せず、うまく学習に活用することでより優れた成績をとることができます。
過去問の入手方法

では実際に過去問はどのように入手すべきなのか、入手経路として主に挙げられるものまとめていきます。
サークルや部活の先輩
過去問ですから、もちろんその講義を去年以前に取っている人からもらう必要があります。
となると当然、先輩が過去問を持っている可能性が高いです。サークルや部活などの先輩に聞いてみましょう。
また、もし過去問がなかった場合も先輩から効率的な勉強方法やアドバイスがもらえることもあります。困ったときに頼れる先輩がいるととても心強いです。
交流が盛んな友人
サークルに入っていない人、同じ学部の先輩がいない人、諦めないでください。
一つ目の方法で過去問を入手している友人からもらえば問題なしです。
しかし、一方的に貰ってばかりになるのも申し訳ないので、交友関係は大切に。
友人の間であっても、過去問を貰う代わりに課題を教えるなど、対等な取引を考えたほうが良い関係を築けます。
少数派の性別の人
これは少し特殊なケースですが、私が実際に一番過去問を入手している方法です。
私は男女比が9:1の理系学部に入っています。その結果、女子の団結力がとても高くなる傾向があります。
女子の間で過去問が多く流通するようになるので、女子の友達に過去問を尋ねると持っているケースが多いです。
このように、男女比が歪な学部の人は少数派の友達に聞いてみると良いかもしれません。
過去問を共有する注意点
ここまで過去問の入手方法を紹介してきましたが、最後に大事なことを紹介しておきます。
過去問はあるととても便利ですが、教授によっては他人に共有禁止、インターネット上に共有禁止などと定められている場合があります。
過去問も著作物になるので当然と言えば当然ですが、ルールを破って怒られてしまうことが無いように注意しましょう。
過去問の勉強方法
最後に、過去問を手に入れた後の勉強方法について少しだけ触れておきます。
過去問は傾向を掴むためのものです。そのため、普段からがっつり解くというよりは、試験数日前あたりに模擬試験の感覚で解いてみることがおすすめです。
ちなみに、私はまず実際に問題を解いて分からないことがあればその基礎に戻ってインプットしなおす、という勉強方法を採っています。もしよろしければ参考にどうぞ。暗記だけではなく演習問題が解けていれば試験への安心感も増します。
まとめ
今回は過去問の重要性と入手方法をまとめてみました。
あくまでも傾向であり、ごく稀に全く違った形式の問題が出ることもあります。
まじめに勉強もしつつ、上手く利用して単位を掴みましょう!