
自動車の免許合宿の値段や時期ごとの推移、予約の注意点をまとめます。
自動車の合宿免許とは
自動車の免許を取るときは通常、学校のように教習所に通って取得します。ですが、合宿免許の場合はその名の通り教習所近くに宿泊し、2週間程度に渡って短期で免許取得を目指します。
まとまった期間で免許を取得できることが一番の特徴です。
合宿免許のメリット
そもそも、合宿免許が通常の通学での免許取得と比べて優れているところは何なのでしょうか。合宿免許のメリットを挙げます。
値段が安い
合宿免許は通学免許と比べ、数万円程度安くなる傾向があります。
しかし、時期によってはそこまで変わらないこともあります。詳しくは後で解説しますが、安い時期に合宿に行くことができる場合、かなりの金銭的メリットが生じます。
短期間で取得できる
通学で教習所に通って免許を取得する場合は1カ月~3カ月ほどの期間をかけて取得しますが、合宿免許では約2週間で免許を取得できます。まとまった時間が取れるなら合宿免許がおすすめです。
特に、長期休暇のある大学生には合宿免許がおすすめです。旅行気分も味わいながら楽しんで免許を取得できます。また、もちろん社会人でも合宿免許を受けている人もいるので、何歳でも恥ずかしいことはありません。
合宿免許は時期ごとに大きく変わる
自動車の合宿免許の値段といっても、時期によって大きく値段が変わります。以下は、普通AT免許の月別の値段の目安です。

学生が長期休暇のときに合宿免許に行くケースが多いので、2月後半~3月の春休みの期間や、7月後半~8月の夏休みの期間にとても高くなります。
逆に、5月~7月前半、10月~12月あたりはとても安くなります。場合によっては10万程の差がある場合もあります。
したがって、この間の時期に時間の余裕がある人は狙っていくのがおすすめです。学生など、長期休暇の間に行きたいと考えている人は、誤差程度ではありますが春休みより夏休みがおすすめです。また、国公立大学と私立大学の学生では長期休暇の時期に若干の差があるため、私立大学生なら春休みの前半、国公立大学生なら夏休みの前半、というように他の大学生と被りにくい時期を狙うと良いです。
免許の種類と合宿の種類ごとの値段まとめ

合宿は免許の違いや部屋、食事プランなどによって細かく値段が変動することがあります。
マニュアル(MT)車とオートマ(AT)車限定の違い
取得する免許がMTかATかによっても値段が少しだけ変わります。マニュアル車の免許では、オートマ車の教習よりも数回多く行われるため、普通MT車では約24~34万円、普通AT車限定では約22万~32万円と、2万円程度の差があります。
ちなみに、教習の回数分、合宿免許の期間もAT車よりMT車のほうが2日ほど長くなります。
部屋や食事プランでの値段の違い
合宿での部屋が相部屋か一人部屋か、食事プランが自炊か3食付きか、によっても大きく値段が異なります。
例えば、相部屋・自炊プランでは28万円のところも、一人部屋・3食付きプランでは35万円になるケースがあります。必要に応じてプランを考えましょう。
プランの種類は各教習所によって異なるので、ホームページで確認が必要です。
合宿免許予約はいつからするべき?

合宿免許はかなり早い段階から予約が埋まります。そのため、なるべくは早くから予約をしておく必要があります。
特に、春休みや夏休みの時期はとても混雑するので、春休みの予約は9~10月、夏休みの予約は3~4月と、約4カ月前には予約しておきたいところです。
教習所によっては、早期予約で割引、というところもあります。免許を取得することが決まっている時点で、早くから予約をしておいて損はありません。
予約の際の注意点
合宿を予約するとき、主な方法として教習所に直接連絡する方法と、様々な教習所をまとめている合宿予約サイトから予約する方法があると思います。
場合によって、若干双方に値段の差が生じることがあります。せっかくなので、少しでも得したいですよね。
外部の予約サイトで予約すると、仲介料などによって少し値段が高くなっていることがあります。そのため、まずは教習所の公式ホームページで値段を確認してみてください。
しかし、予約サイトのほうが安くなることもあります。それはクーポンや割引の適応です。教習所の公式ページよりも各予約サイトで割引が行われていることも多くあります。予約サイトは複数ありますが、それぞれのサイトを比較してみてください。
まとめ
今回は普通自動車の合宿免許事情についてまとめました。値段は場所やプランによって大きく異なるので、なるべく早い時期から予約サイトなどでチェックしておくことをおすすめします!