学生必見!課題をChatGPTに聞くコツと注意点!

パソコン知識
この記事は約4分で読めます。

今回は近年話題のAI、ChatGPTに学校の課題を質問するときのコツや注意点を紹介します!

うまく活用すれば何時間分もの課題がたった数分で終わる、なんてことも十分あります。

ChatGPTについての基礎知識や登録方法についてはこちらの記事をご覧ください。
今さら聞けない「ChatGPT」の超簡単登録方法まとめ

スポンサーリンク

ChatGPTの得意な問題と苦手な問題

ChatGPTは質問をすると返答が必ず返ってきますが、その内容が全て正しいというわけではありません。

文系科目(英語、国語や社会など)に関しては、かなりの精度(8割~9割ほど)の正答率で返ってきますが、理系科目に関しては高校基礎レベル程度が限界、というのが現状です。

ただし、数学の問題など、最終回答が間違っていることも多いですが、解法のヒントになることもあるので聞いて損はありません。

一方で、最もChatGPTの得意とする課題内容は「翻訳、要約、感想文」です。ChatGPTは文章生成に特化しているため、このような文章を書く課題はほとんど丸投げすることができます。

内容別質問テンプレート

それでは実際、どのように質問すればいいのか?種類ごとにまとめてみました。

翻訳

「以下の文章を〇〇語に翻訳してください。『(本文)』」

要約

「以下の文章を要約してください。『(本文)』」

感想

「以下の文章を読んで感想を書いてください。『(本文)』」

出力された要約や感想が長かったり短かったりした場合は、「もう少し長く(短く)書いてください。」と追加すれば大丈夫です。
また、特定の言語(例えば英語)で書いてほしい場合も、「以下の文章を英語で要約してください。」のように変えればそれだけでOKです。

その他

「『問題文コピペ』」

他の問題に答える系の課題は全て、基本的に問題文そのままで構いません。

複数の問題

「以下の文章を読んで、以下の問いに答えてください。『(本文)』1.~~? 2.~~?」

スポンサーリンク

コピペ厳禁!丸写しに潜む罠

ChatGPTを使う女性

ChatGPTに感想文を書いてもらい、それをそのままコピーして課題提出……なんてこと、やっていませんか?

実はそれ、とんでもない間違いなんです。

ChatGPTは莫大な情報を元に文章を学習したAIなので、知らないうちに世界中のどこかの文章を盗作しているケースがあります。

今の世の中、課題を見る先生は簡単にソフトを通すだけ生徒の文章が盗作ではないかを判断することができます。そのため、コピペした文章をそのまま提出することはおすすめしません。

実際、私自身も「ChatGPTの感想をそのまま写して提出したら盗作に引っかかり教授に呼び出された」という身近な人物を知っています。

それでは、どのように文章を変更すればいいのでしょうか?実際に例を挙げてみます。

ChatGPTが書いた感想文

「ももたろう」は、勇気や友情、協力の大切さを教えてくれる素敵な昔話です。桃から生まれたももたろうが鬼に立ち向かう姿勢や、仲間との絆を通じて困難を克服する姿が感動的です。日本の文化や価値観が詰まった物語であり、子どもから大人まで楽しめる一つの名作と言えるでしょう。

ChatGPTを基に少し変えた感想文

この作品は、勇気や友情、協力の大切さを教えてくれる素敵な昔話であると感じました。桃から生まれたももたろうが鬼に立ち向かう姿勢や、仲間との絆を通じて困難を克服する姿に感動しました。この物語は日本の文化や価値観が詰まっており、子どもから大人まで楽しめる一つの名作であると思います。

スポンサーリンク

どうですか?少し変えるだけで、オリジナルの違和感ない文章になりましたね。

ポイントは、各文章の文頭と文末を変えることです。

そんな簡単な作業でさえも手を抜きたいという方へ。
ここからのテクニックは自己責任でお使いください。

ChatGPTで出力された文章を、さらにAIが言い換えてくれるサイトがあります。

それが「PARAPHRASER」です。

このサイトにアクセスし、先程の文章をペースト、「Japanese」を選択して変換してみます。

PARAPHRASERを使った文章の言いかえ

元の文章と少し異なる文章が出力されました。

元のサイトが英語ベースのため、たまに不自然な日本語になってしまうところが残念な点です

しかし、これを使えばほとんど盗作に引っかかることはないと思います。

スポンサーリンク

まとめ

今回はChatGPTに課題を質問するときの方法と注意点を解説しました。

本来、課題はその人の勉強のためにあるので、ChatGPTに課題を丸投げすることは推奨していません。しかし、上手く利用すれば勉強のサポートになること間違いなしなので、適度に使いこなすことが重要です!

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました