
近年話題のAIがチャット形式で質問に答えてくれるChatGPT。上手く使えばあらゆる場面で大活躍間違いなしですが、何を聞いても完璧に答えてくれるわけではありません。
今回はChatGPTの得意な分野、苦手な分野をまとめました!これをしっかり把握して、ChatGPTを使いこなしましょう!
ChatGPTについて
ChatGPTには2022年現在、バージョンが3.5と4の二種類あります。今回は無料版の3.5でもできる内容を紹介します。
初めてChatGPTを使おうと思っている方はこちらも合わせてご覧ください!
今さら聞けない「ChatGPT」の超簡単登録方法まとめ
また、ChatGPTの公式ページはこちらです。
ChatGPTの得意なこと
では早速得意なことを見ていきましょう。
アイデアの提案
今やAIは人間に劣らない柔軟な発想力があります。実際に質問するとこんな感じ。

このように、幅広くアイデアを出してくれます。
他にも、「今日の〇〇を使った晩御飯」「Youtubeのオススメ企画」など、どんなジャンルでも役立ちそうですね!
翻訳機能
ChatGPTを使えば、英語や他の言語を日本語にしたり、逆に日本語をほかの言語に翻訳できます。
他の単なる翻訳機とは違い、「簡単に言い換える」「〇〇という表現を使う」など、適応力があるため実践的な翻訳で優秀です。

表の作成
地味に便利なのがこの表作成機能。以下の写真のように、データを打ち込めば自動で表形式にまとめてくれます。この表はコピーしてそのままExcelなどの表ソフトに貼り付けることができます。

関数やプログラムの作成
Excelに関数を使ってデータをまとめたい、しかし方法がわからない、というときに便利な機能です。せっかくなので、先程の表を元に例を示してみましょう。

このように、どのような関数を打つべきかを教えてくれます。
Excelの関数以外にも、ChatGPTが得意とするのがプログラミング。実は私が最も助けてもらっている分野です。
どういうことか、これも例を見ていただいた方が早いと思います。

めっちゃ丁寧!!!!
このプログラムコードをコピペするだけで、だれでもプログラミングができちゃいます!
ちなみに、この「Copy code」をクリックすると、コードの部分だけがすぐにコピーされます。
個人的には、エラーコードをChatGPTに貼り付け→修正して正しいコードを書いてもらう、という使い方が便利で愛用しています。
要約・感想
次に紹介するのは特に学生にうれしい内容。
なんと、ChatGPTを使うことで簡単に文章を要約したり感想文を書いたりできます!


もちろん、要約や感想を書いてもらう文章は
「以下の文章を要約してください。
『~~~~……』」
のような形で全文載せて聞いても問題ありません。
ただし、感想文をそのまま丸写ししただけだと先生にバレて怒られるリスクも……
感想文は参考程度に、自分で手直ししておきましょう。
自身がない学生の方はぜひこちらの記事をチェックしてみてください!
学生必見!課題をChatGPTに聞くコツと注意点!
ChatGPTの苦手なこと
今度は逆に、ChatGPTにあまり聞くべきではない内容をまとめます。
場合によっては誤情報や時間の浪費になってしまうので、しっかり把握しておきましょう。
情報の質問
「〇〇という芸能人について教えて!」「〇〇という曲について教えて!」など、一見簡単に答えてくれそうな質問に落とし穴があります。
ChatGPTは検索サイトではなく、莫大な情報から会話に特化させた人工知能です。そのため、誤った情報をあたかも正しいかのように返答されるケースが多々あります。
このような情報に関する質問はGoogleなどの検索エンジンで普通に検索したほうが正確性のある回答が得られるかと思います。
高度な問題の質問
勉強していてわからないことがあったとき、ChatGPTなら答えてくれる!と期待する人もいると思います。
実際、中学レベルの数学の問題や、共通テストレベルの英語の問題程度であればかなりの正答率の解答が返ってきます。
しかし、大学レベルの力学の問題など、高度な問題を聞いてもほとんど正しい答えは返ってきません。
なので、「学校の課題はChatGPTに丸投げだ!」ということは残念ながらできないのが現状です。これができればいいのに。
ただし、正しい答えは得られなくとも、解法のヒントとして方針が得られることもあるので、ダメもとで聞いてみるのも一つの案かもしれません。
まとめ
ということで、今回はChatGPTに何を聞くべきなのか、何が得意で何が苦手なのかについてまとめました。
ChatGPTはかなり優秀ですが、情報を鵜呑みにしないことも大切です!
今後のAI技術の発達によって、今苦手としていることも将来的にはできるようになるかもしれません!