有難いことに、WEBサイトの広告収益を頂いています。
ある日、Googleアドセンスのお支払い情報にて、「無効なトラフィック – コンテンツ向け AdSense」として収益が減らされていました。一体これは何なのか?その原因と対策方法をまとめました。
お支払い情報の「無効なトラフィック」
Google AdSenseにて、今月の収益を確認するためにお支払い情報を確認すると、以下のような画面が表示されました。
「収益 – コンテンツ向け AdSense」のあとに、「無効なトラフィック – コンテンツ向け AdSense」として20円の減額がありました。
金額自体は小さいものの、減額の原因は気になります。そこで、この原因を調べてみました。
「無効なトラフィック」とは?
「無効なトラフィック」について、Google公式サイトに言及がありました。
無効なトラフィックの例は次のとおりです。
Google Adsense ヘルプ 収益化と広告 無効なトラフィックの定義
- サイト運営者様が、ご自身のライブ広告をクリックしてクリック数やインプレッション数を増やすこと
- 1 人以上のユーザーが繰り返しクリックして、クリック数やインプレッション数を増やすこと
- サイト運営者様がご自身の広告でのクリックを誘導すること(例: 広告をクリックするようユーザーを誘導するあらゆる言葉、大量の偶発的クリックを誘発する広告掲載など)
- 自動クリックツールやトラフィック ソース、ロボット、その他の不正な行為を行うソフトウェア
簡単にまとめると、得られた広告収益のうち、不正に得られた収益のことを”無効なトラフィック“とよびます。
例えば、そのサイトを運営している人が自ら広告をクリックしたり、他人やツールを利用して広告をクリックしたりといったことが挙げられます。
実際にクリックしなくとも、そのサイトの記事の中にクリックを促すような言葉が多く入っていても、無効なトラフィックであるとみなされることがあります。
このような不正な広告収益を防ぐために、Googleでは「無効なトラフィック」を検出し、その収益を無効にしているというわけです。
「無効なトラフィック」の原因
では、「無効なトラフィック」が生じる原因は何でしょうか。
先ほど述べた通り、最もよくある原因はサイトの投稿主が自ら広告をクリックしていることです。
このような行為は不正とみなされ、広告収益が無効になります。
また、心当たりがなくとも、第三者やbotが勝手に広告を意図的にクリックしていることもあるため、これは100%完全に防ぐことは必ずしもできません。意図していないところで無効なトラフィックが生じていることもあります。
「無効なトラフィック」の対処法
無効なトラフィックをできる限り減らす方法を紹介します。
広告を自分でクリックしない
最も有効である方法は、広告を自分でクリックしないことです。自らのウェブサイトに付けたAdSense広告を自らクリックすることは不正行為に当たるので、絶対にやめておきましょう。
広告ブロッカーを採用する
広告を自分でクリックしてしまわないように、広告ブロッカーを入れておくことをおすすめします。
広告ブロッカーとは、ブラウザで表示される広告を消すための拡張機能であり、これを導入することによって自身のブラウザでそもそも広告を非表示にすることができます。これにより、誤クリックを防ぐことができます。
例えば、Google Chromeを利用している場合、有名な広告ブロックの拡張機能としてAdBlockが挙げられます。この拡張機能をオンにすることで、ブラウザ上の広告を消すことができます。サイトごとに設定できるので、ご自身のサイトの広告だけを非表示にすることも可能です。
広告の掲載方法や掲載箇所を見直す
広告を表示する位置は適切でしょうか?意図しない広告の誤クリックが生じてしまう場所に貼ることは、Googleアドセンスのポリシーで禁止されています。
AdSenseの広告に関するポリシーを守っていることを再度確認しましょう。
信用できない業者との連携を控える
もしもあなたのウェブサイトを、訪問者増加やトラフィック増加のために第三者と連携している場合、その連携元が安心できるものかを確認しましょう。悪質な業者と提携している場合、このような無効なトラフィックが生じる可能性があります。
最悪の場合、広告停止も
この無効なトラフィックの原因を理解し、なるべく数が少ないように気を付けましょう。
無効なトラフィックが多すぎる場合には、最悪の場合、広告が停止されることがあります。
もしも”無効なトラフィック”が多く見つかった場合には、しっかりと原因を解析しましょう。
まとめ
GoogleAdSenseの「無効なトラフィック」の原因と対策についてまとめました。
必ず、自分では広告をクリックしないことを心がけましょう。